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ベロでわかるあなたの体質

氣虚(ききょ)


氣虚(ききょ)

全体的に淡い色。厚く、腫れぼったい感じ。
舌の縁に歯の跡が波打つようについていることがある。

出やすい症状

体のエネルギー源である「気」は、「気」「血」「水」のリーダー的役割。「気」が足りないと、疲労感や倦怠感、冷えが出やすい。
ほかに、風邪をひきやすい、食欲不振、胃もたれ、軟便、下痢などの症状も。花粉症などのアレルギー症状も現れやすい。

養生法

●対策 補氣(氣を補う)

おすすめの素材
豚肉、鴨肉、鶏肉、すっぽん、はまぐり、あわび、黒米、豆乳、豆腐、れんこん、きゅうり、トマト、ユリ根、ごま、白きくらげ、梨、ライチ、レモン、メロン、ミント茶、緑茶、菊花茶など。

避けたり、ひかえたい食材
香辛料、薬味野菜、冷たいもの。

血虚(けっきょ)


血虚(けっきょ)

他の体質に比べて小さい。
全体的に淡い色。舌の苔はうっすら。

出やすい症状

めまいや立ちくらみ、乾燥やかゆみなどの肌のトラプル、白髪や抜け毛などの髪のトラブル、生理不順、不妊症などの婦人科のトラブルも起こりやすい。ほかに、目の疲れ、手足のしびれ、不眠、息切れ。不意などの心臓疾準も現れやすくなる。

養生法

●対策 補氣(氣を補う)

おすすめの素材
レバー、豚肉、鳥骨鶏〈または地鶏〉、うずら卵、黒米、プルーンなどの黒色の素材、人参、トマト、なつめなどの赤色の素材、かき、ほうれん草などの補血素材、ほうじ茶、紅茶など。

避けたり、ひかえたい食材
生もの、脂っぽいもの、チョコレート、甘いもの、辛いもの〈唐辛子、わさびなど〉を摂りすぎない。

陰虚(いんきょ)


陰虚(いんきょ)

全体的に赤い。舌の苔は少ない、またはほとんどない。
舌の表面に裂紋(裂け目)があることも。

出やすい症状

「水分」が不足している状態。体に潤いがなくなり、余計な熱が生じ、のぼせやすくなる。更年期は陰虚に傾きやすく、のぼせ、ほてり、めまい、耳鳴り、寝汗、生理不順などの更年期症状は、陰虚体質の症状とぴたり重なる。また、肌の乾燥、から咳、乾燥便、口乾、微熱などの乾燥症状もある。

養生法

●対策:補陰(陰液すなわち潤す液をを補う)

おすすめの素材
豚肉、鴨肉、鶏肉、すっぽん、はまぐり、あわび、黒米、豆乳、豆腐、れんこん、きゅうり、トマト、ユリ根、ごま、白きくらげ、梨、ライチ、レモン、メロン、ミント茶、緑茶、菊花茶など

避けたり、ひかえたい食材
香辛料、薬味野菜、冷たいもの。

気滞(きたい)


気滞(きたい)

両側が赤い。中央に白、または黄色の舌苔がある。

出やすい症状

「気」の巡りが悪い状態。自律神経のコントロールがうまくいかず、精神的に不安定。イライラ、怒りっぽい、憂鬱、不安、落ち込みやすいなどの症状が出やすい。ほかに、胃やお腹や脇腹が張る、ガスやゲップが多い。高血圧などの症状、生理不順や月経前症候群など。

舌の状態

両側が赤い。中央に白、または黄色の舌苔がある。

養生法

●対策 氣を巡らせる

おすすめの素材
レバー、いか、あさり、しじみ、発芽玄米、香り野菜〈セロリ、せり、三つ葉、ミントなど〉、ユリ根、苦瓜、チンピ、クコの実、菊花、かんきつ類、ミント茶、ジャスミン茶、バラ茶、ラベンダー茶など。

避けたり、ひかえたい食材
イライラ、順痛がある時は辛み、ガスやゲップの多い時はイモ類、豆類。

お血(おけつ)


暗く紫っぽい色。黒いシミのような斑点があることも。
舌裏の2本の静脈が太く長く浮き出ることがある。

出やすい症状

「血」の巡りが悪いと、皮膚、関節、体の末端に栄養が運ばれず、新陳代謝が低下。顔、唇、歯茎の色が暗く、シミ、そばかすが多い。肩こり、関節痛、頭痛があり、子宮内膜症、子宮筋腫になりやすく、生理痛が重く、レバー状のかたまりが混じることも。

舌の状態

暗く紫っぽい色。黒いシミのような斑点があることも。舌裏の2本の静脈が太く長く浮き出ることがある。

養生法

●対策 活血(血行を促進)

おすすめの素材
いわし、さんまなどの青魚、かに、どじょう、玄米、玉ねぎ、にんにく、らっきょう、にら、ねぎ、生姜、黒きくらげ、シナモン、サフラン、黒酢、桃、ウコン茶、紅花茶、バラ茶、シナモン茶など。

避けたり、ひかえたい食材
脂肪、とくに肉の刺身、バター、甘いもの、塩辛いもの、味の濃いもの、冷たい飲み物、アイスなど。

痰湿(たんしつ)


痰湿(たんしつ)

厚いペトペトした舌苔がある。
熱タイプは黄色い舌苔、寒タイプは白い舌苔

出やすい症状

新陳代謝が悪く、余分な水分が溜まりやすい。溜まった老廃物「痰湿」が外に出ようとするため、ニキビ、吹き出物、庚、おりものが増える。肥満または水太り、だるさ、吐き気、めまい、むくみがある。高脂血症、糖尿病にもなりやすい。熱がこもる熟タイプと、体が冷えている寒タイプがある。

舌の状態

厚いペトペトした舌苔がある。熱タイプは黄色い舌苔、寒タイプは白い舌苔

養生法

●利水(水分代謝をよくする)

おすすめの素材
玄米、ハト麦、海藻、きのこ、たけのこ、根菜〈ごぼう、大根など)、アスバラガス、かぼちゃ、こんにゃく、緑豆、緑豆春雨、バナナ、さんざし、ウーロン茶、プーアール茶、はと麦茶、岩茶など。

避けたり、ひかえたい食材
肉類、卵黄、魚卵、脂っぽいもの、味の濃いもの、炭酸飲料、水分(特につめたい飲み物にちゅい)


腰痛(ヘルニア等)

腰痛の原因

腰痛には様々な要因がありますが、ほとんどが背骨と背骨をつなぐクッションが壊れたり飛び出たり、骨がずれることにより痛くなることが多いようです。背骨と背骨をつなぐクッションとは椎間板(軟骨)のことを言います。ここでは骨の分野からみた腰痛を起こす最も大きな病的をいくつかご説明します。

ぎっくり腰


ぎっくり腰は重いものを持ったからといってなるとは限りません。クシャミひとつでなることもあれば、振り向いた瞬間に起こることもあります。その原因は骨のズレです。つまり、小さな痛みをずっと持っていた人が、たまたまちょっとしたことが引き金になって骨のおおきなズレを起こします。そのため骨が神経に当たり腰痛を引き起こすのです。骨が神経に当たっているので、例えば坐骨神経痛などが出てくる可能性もあります。

脊椎分離症


脊椎分離症

腰椎の椎弓の上下関節突起部分が断裂した状態で、主に第4腰椎と第5腰椎に起こります。比較的若い世代の激しいスポーツを行った人に多く見られます。分離した腰椎と、その上の腰椎の連結がなくなって不安定になり、周辺のじん帯や筋肉に負担がかかります。そのため長時間同じ姿勢で立っていると負担が集中して痛みが生じます。

脊椎すべり症


脊椎すべり症

脊椎分離症がひどくなってなるものを脊椎すべり症といいます。脊椎後部が前後に分かれてしまったために、歯止めが無くなり、滑り出すものです。ほかに中年以降の女性によくみられる椎弓の上下関節突起部分の断裂はみられず、椎間板の変性や椎間関節の変性に関連して起こりる、腰椎変性すべり症があります。脊椎の安定に大切な椎間関節に問題(形態的な弱み)がある人に多く起こりやすいとされています。

老化による椎間板の変性や椎間関節の変性(椎間関節のすり減り)が強くなることで脊椎がゆるんだ状態になり、第4腰椎の下関節突起部分が第5腰椎の上関節突起部分を少し乗り越えて前にずれてしまいます。主な症状には腰痛はもとより脊髄神経が圧迫されて座骨神経痛を引き起こしたり、、足のしびれ、また足の親指に力が入らなかったり、足の筋肉の低下等の症状を生じます。

椎間板ヘルニア


ヘルニアとはドイツ語で「飛び出した」という意味です。すなわち椎間板ヘルニアは椎間板(軟骨の一種)が飛び出したということになります。この椎間板は骨と骨との間に位置しクッションの役割を果たしています。その椎間板が老化や激しい運動などで椎間板が外に飛び出し、神経を圧迫することがあります。そのため激しい痛みやしびれを引き起こしてしまうのです。

漢方堂では・・・

漢方堂では1~2か月に一度カイロプラクティックの先生をおよびして痛みについての仕組みを詳しく教えていただける講演会や治療を実施しております。漢方薬で中から栄養素を補ってあげることも大事ですが、上記で説明した痛みは物理的なものが多いのでカイロプラクティック等で治療してあげるのも効果的です。


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