鷺岡漢方堂店長のだいぶいい話

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花粉症・アレルギー性鼻炎・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・PM2.5

みなさんこんにちは。
4月になり、進学・就職・部署移動・転勤などなど…準備にお忙しいことと存じます。
春に多いストレスの症例は先日ご紹介しましたが、今日は、春に多い花粉症やアレルギー性鼻炎、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、PM2.5などにまつわる症例をご紹介いたします。

毎年2月上旬から4月頃にかけてひどい花粉症の症状に悩まされていた宇多津町のMさん。
例年は、病院でもらっていた薬で凌いでいましたが、それでもティッシュが手放せない状態で、
鼻水、くしゃみ、目のかゆみに悩まされていました。
そんなMさんですが、毎年のように現代薬をのみ続け体に負担ではないのか、
治せるものなら治したいと、先日ご相談にこられました。
Mさんには、(下記でご説明しますが)アレルギー体質を改善するものと症状を緩和する漢方薬をお求めいただきました。ためしに、とのことで数日分をお持ち帰りいただきましたが、すぐ2日後にこられました。
症状を緩和する漢方薬がさっそく効いているようで、多めに持って帰られました。
そうなんです。当店のおすすめする症状緩和の漢方薬は、『早く、よく効く』のです。

◎◎◎
まず、花粉症とは免疫の亢進状態でおこるアレルギー症状です。
本来、免疫とは病気を免れるという意味で、異物を排除して病気を防ぐ体の仕組みです。
体にとっての異物とは、
体内にできた異物、がん細胞、老化した細胞、自己抗体など、
また、
外来の異物、ウイルス、細菌、花粉、PM2.5、食品添加物などです。
それらが正しく処理されると、健康体です。
時折、誤った処理がなされ、不必要な炎症、アレルギーとなるのです。
要は、免疫の力が『高い』のではなく、間違った方向に突き抜けて行っているのです!

なぜそのような状態になるのか、
食生活、ストレスなどの生活習慣、それだけではないのですが
症状の重い軽い、は食生活と生活習慣を改めるだけでもずいぶんと違ってきます。
特に、免疫細胞の6割近くは腸で働いています。間違った食養生をしていては治るものも治りません。
花粉症にいいと聞いて毎日ヨーグルトを食べている、とおっしゃる方の花粉症が年々ひどくなっているのはなぜでしょうか?(※長くなるので今回は割愛しますが、今後このテーマでもお話ししたいと思います。)

中医学の考え方でみると、
体外から侵入した花粉をブロックする、体の表面に張り巡らされている『衛氣』の不足があります。
この衛氣は、皮膚やのど、鼻の粘膜をバリアのように守っているのです。
衛氣が充実していれば、花粉は体内に侵入しづらくなりますので花粉症の症状は起こりにくく、改善も期待できます。
衛氣を充実させるためには、肺(呼吸器系)と脾(消化器系)の機能を強化します。
呼吸のために空気の出入り口になる鼻は、肺と最も深い関係にあり、
肺の機能が低下していると鼻の不調が起こりやすくなります。
また、肺は『衛氣』を生む臓器。栄養を消化吸収する脾胃と協力して衛氣を生みだします。
肺も脾も、水分の影響を受けやすく、水分は多くても少なくてもいけません。
冷たいものをたくさん取りすぎると、冷えて透明鼻水の花粉症が悪化するのは目に見えているのです。
ちなみに、PM2.5が飛んできています。微小粒子状物質の予防にも普段から衛氣を養っておく必要がありますね。


先ほどご説明した、免疫細胞の6割は腸で働いているということからみても
食生活を改善しなければならないのは間違いないでしょう。

当店では、免疫を正しい方向に導き、体のバリア『衛氣』を養う漢方薬を、
また、今困っている症状を早く改善する漢方薬をおすすめしています。
もちろん花粉症はじめアレルギー疾患、アトピーの治療の大前提として食事の改善もご指導させていただいています。

花粉症・アレルギー・アトピー・慢性鼻炎にお悩みの方は是非ご相談ください。

鷺岡漢方堂薬局
0877-24-3455
営業日時:月~土(日・祝休み)10時から18時
ご相談は完全予約制





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