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更年期障害

40代後半から表れる、突然暑さを感じて顔がほてり汗がでてくる、のぼせ、イライラ、不眠といった更年期の症状。その原因は老化によって卵巣の働きが低下することにより脳のホルモン中枢がオーバーヒートすることによるものです。
40代後半〜50代女性の約8割が、こうした更年期の不快な症状を経験しています。現代医学では女性ホルモン補充治療を行いますが、長期に使い続けると副作用の心配や身体に合わない方や不安を感じる方もいるようです。しかし更年期に表れる症状は一人ひとり違うもの。現代医学では診断をつけがたい訴えもあるため更年期は漢方薬が得意とする分野です。症状は精神面に左右されることもあり周囲に理解してもらえなくつらい思いをすることもあります。身体を立て直すいい機会だと思って自然の力で御自身の健康バランスを整えませんか?更年期の不定愁訴に特に深い関わりがあるのが、”腎””肝”です。”腎”は生殖能力を司り、ホルモンに関係する臓器で、老化と密接な関係があります。”肝”は、血液の貯蔵庫であり、血液の流れを調整する働きを持つ臓器。また、自律神経のバランスを整える役割を持ち、”肝”の機能が低下するとホットフラッシュや、疲れやすい、イライラするといった症状が表れやすくなります。

あなたはどのタイプ?

更年期の症状を大まかに3つのタイプにに分類してみました。さあ、あなたはどのタイプにあてはまりますか?


体内の氣の巡りが悪くなったことが、イライラを引き起こす原因。この時、無理に元気を出そうとするとかえって気持ちの負担になるので、まずは漢方薬で氣の滞りを改善しましょう。また、いい香り(ミントやハーブティー)には氣を巡らせる効果があります。

ホットフラッシュや冷えのぼせは”腎”の働きが弱まり、体内の水分が足りなくなる(潤い不足)ことで起こります。水分が足りないと、身体にこもったよけいな熱を冷ますことができません。また、体内の水分の代謝が悪いと‘冷えのぼせ’も起こります。注意したいのは、身体を冷やそうとして冷たい物ばかり摂り過ぎること。さらに水分バランスが悪くなります。まずは、漢方薬で全身の潤いを高め、余分な熱をとることが大切です。ぬるめのお風呂にゆっくりつかってリラックスを!!

”腎”の働きが低下してエネルギーが消耗すると、疲れやすい、やる氣が起きない、冷え等の症状に悩まされます。そんな時、体力をつけようとするのは禁物です。漢方では”補氣”といいますが、まず、身体のエネルギー(氣)を補います。疲れた時は精力がつきそうな食べ物を、と思いがちですが、実は胃腸も弱っています。脂っこいものは避けて、整腸作用があるイモやごぼうを食べたり、深呼吸やヨガなど運動療法を取り入れてみては?
いつまでも若々しく…シワ・シミ

ホルモン分泌に関わる“腎”の働きが弱まると肌の代謝が衰えコラーゲンの生成が落ちシミやシワが出てきます。女性ホルモンは血圧やコレステロールを下げる作用だけでなく、お肌に若々しさを保つ作用もあるんです。また、老化によりコンドロイチン量も減るため水分を保つ力が減りシワの原因になります。
このような肌の老化には、補血(血を補う)、シミにはお血(血行をよくする)を取ること、栄養物質を補給し若々しい肌を保ちいつまでも理想女性をめざせ!!
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