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アトピーの原因

アトピーの原因は生活習慣や社会環境、自然環境の変化、ストレスなどがありますが、一番大きな変化は食生活の欧米化。皮膚と腸は表裏一体なので、腸に負担のかかる食事をしていては皮膚病はよくなりません。赤ちゃんや子供も同じこと。お母さんが妊娠中や授乳中に腸に負担のかかる食事をしていると妊娠中はお腹の中の赤ちゃんに、授乳中は母乳を通して間接的に腸の負担になっている可能性が高くなります。(詳しくは子供のページに記載しています。)

アトピー性皮膚炎の特徴として「乾燥肌」であること、皮膚のバリアー機能の低下による刺激に対して「敏感肌」であることがあげられます。
表皮表面の脂肪が極端に少なく、体質的に皮脂膜をつくる力が足りないことが原因とみられます。
アトピーの治療法(オーダーメイド)

「ジュクジュク」「ゴワゴワ」「カサカサ」「真っ赤」。どんな状態でもステロイド剤と抗アレルギー剤一辺倒の治療ではなく、病態変化に応じつつも患者さんの体質に合わせて治療法を変え、調整していくのが漢方です。

〜急性段階〜

赤みがあってジュクジュクし(赤ちゃんなどにみられる状態)、慢性化するとカサカサ、ゴワゴワした皮膚になり、最終的には黒ずんできます。急性段階の赤みは「熱」、ジュクジュクは「湿」が溜まっている証拠。漢方ではこの湿熱を取り除いていきます。


〜慢性期〜

慢性期はより複雑で、個々に合った方法が必要。カサカサする場合は潤いを持たせ、赤みを伴う場合は熱を取り、下痢をしやすい胃腸虚弱は胃腸の働きを補い、ストレスでの悪化は氣をよくし、黒ずんだ皮膚にはお血を取るという具合です。
漢方での体質改善により皮膚の解毒作用を高め、腸管の免疫を正し、IgE抗体を下げるように導きます。同時に養生法についてもアドバイス。赤ちゃんやお年寄りが飲みやすいタイプもあります。皮膚病の改善には、表皮が入れ替わるだけで28日かかります。アトピーは増悪・かん解を繰り返し、かゆみを伴うので治療には根気が必要。また自分の力でも治そうという前向きな気持ちが大切です。
皮膚に丘疹(ブツブツ)、紅斑(赤み)がある。 肘、膝の裏に発疹がある。
皮膚に小疹(水ぶくれ)、滲出・び爛(ジュクジュク)がある。 喘息または花粉症を患ったことがある。
皮膚が鱗屑(カサカサ)、または苔せん化(ゴワゴワ)になっている。 アレルギー性鼻炎またはアレルギー性結膜炎がある。
乾燥肌またはサメ肌である。 家族の中に皮膚が弱っている、またはアトピー性皮膚炎と言われた経験者がいる。
発疹部分はかなり痒く、掻き壊した傷がある。 家族の中に喘息、またはアレルギー性鼻炎、結膜炎経験者がいる。
発疹が始まってから6カ月を経過している。 (検査の結果)IgE(免疫グロブリンE)抗体値が上昇している。
発疹は左右対称性的な特徴を持つ。 アレルギー検査(RAST※)で、陽性になっているものがある。
顔面、頚部に発疹がある。
※RAST(Radioallergosorbent Test 過敏性反応の皮膚テスト)

中医学では患者の皮膚の状態だけでなく内臓機能もチェックしながら診るので基本はその人に合わせたオーダーメイドになります。

また簡単な養生法として炎症の強い時期には「かに」「えび」「魚」などを食べない、特に「生もの」「冷たいもの」を食べないようにします。しかし、好きなものを我慢したり、一生粗食では楽しみがありません。漢方薬では、何でも食べられる体質への改善をお手伝いするものです。
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